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【Procreateおすすめ本10選】基本的な使い方・設定を学び脱イラスト初心者!

Procreateについて勉強するなら、どんな本がいいの?

良さそうだけど、本当に役に立つ本かな?

といった悩みのある方に向けて記事を書いています。

おれつや

Procreateの本はそんなに多くないので、一通り読んでみました!

「これはダメだ…」という本は特になく、一丁両端だと感じました。

各本の特徴をまとめたので、ご自身に合う本を見つけて、Procreateを使いこなし、画力を上げていきましょう!

Procreateのおすすめ本10選

iPadで手軽に本格イラストを描こう!Procreate使いこなしガイド 著者:Necojita

Procreateの機能を全て網羅しているといっても過言ではない良書。

ブラシの設定方法について詳しく載っているのは、この本だけです。

これ1冊あれば、Procreateの基本的な操作からコアな使い方まで全てが分かります。

1つ1つの機能に関する具体例が記載されているのもポイント。

例えば、「調整ツールのぼかし機能」は3種類ありますが、それぞれのぼかし方で結果がどう変わるかも、全て画像付きで解説してくれます。

とにかく親切・丁寧・分かりやすい!おすすめの1冊です。

本の内容を読み込み実践することで、ブラシの設定を自分流に調節したり、一見難しいものをアイデア次第で簡単に描けるようになります。

ただし、チュートリアルに絞って言えば、イラスト初心者の方には取っ付きづらいかもしれません。

チュートリアルには、ハンバーガー、身の回りの道具、表紙のキャラクターイラストの描き方などが盛り込まれています。

ところどころでレベルが高いことをしており、そのまま真似るのは難しいです。

iPadで描こう!Procreateイラストテクニック 著者:amity-sensei

有名YouTuberであるamity-senseiが描いた大人気の本です。

初心者にも、ある程度操作に慣れた人にもおすすめできます。

本の前半部分に基本的な操作・設定の方法が記載されており、忘れた方法を見返す教科書的な使い方に最適と思いました。

チュートリアル形式なので、ステップアップしながらProcreateについて学べることも魅力。

Youtubeと重複する部分はQRコードの記載があり、本+動画で分かりやすいです。

作品の題材としては、動物、食べ物などの身近なものから、ロゴやポスターデザインまで幅広く扱っています。

自身の画力が原因で、チュートリアル1回目ではうまく描けないことも。

繰り返しチャレンジできるという意味で、初心者に最適です。

使い方だけではなく、着実に自分の画力やデザイン力を上げてくれます。

動画で確認できる Procreate超入門 著者:あいかわけいこ

「iPadの使い方も、イラストの書き方も、まっっっったく自信がないんです。」

という方におすすめの1冊。

他の本に比べ機能面での説明は少ないですが、「超」初心者にも優しく作られていると感じました。

僕が自分のお母さん(60代)にすすめるなら、この本にします。

各ステップにおいて、1分程度の動画へのQRコードがついています。

動画では、その項目に関する操作を簡潔に教えてくれ、かなりの親切設計です。

機械が苦手な方でも問題なくデジタルアートに親しむことができます。

右も左も分からないなら、まずこの本。

この本の内容が身に付いたら、徐々に他の本に目を向けステップアップしていくと良いです。

初めてのProcreate イラスト入門 機能解説:Necojita カバーイラスト・メイキング:鷹氏シミ

初級〜中級者向けの本です。

絵の描き方について学びつつ、使い方も身につけたい方に向いています。

機能面の説明は、ブラシの詳細設定以外は完璧に揃っています。

内容はチュートリアル形式で、各機能について「機能の説明→実践で覚える」という流れです。

チュートリアルを進めることで、いつの間にか絵の知識も深められるような内容の優れもの。

一方、チュートリアルは高度な部分も多く、全くのイラスト未経験者には難しいと感じる部分も。

絵を描いたことがある、あるいは今描いているが、まだ初心者で知識や技術が不足していると感じる人におすすめです。

iPadクリエイティブ 著者:amity-sensei

この本は、iPadはProcreateでのイラスト作成以外にどんなことができるの?と思う方に、特におすすめします。

同じ著者の本「iPadで描こう!Procreateイラストテクニック」との違いは、Procreateのみにフォーカスしていないこと。

この本には、Procreateの基本的な操作方法の説明はありません。

iPad1台で、おしゃれなイラスト・デザイン・ノート作成・動画作成といったクリエイティブ作業を完結させるために、複数のアプリを駆使した使いこなし術が記載されています。

iPadを使って自分のできることの幅を広げる手助けをしてくれますよ。

Procreateを使ったイラスト作成チュートリアルも載っているため、「iPadで描こう!Procreateイラストテクニック」を気に入った方は、購入を検討してみても良いと思います。

iPadで描くイラストスタイル はじめの一歩 procreateハンドブック 著者:Rii2

モンスター系のキャラクターイラスト(例えるなら、ポケモンよりもややリアル寄りなイメージ)を描きたい方におすすめの1冊。

機能面の解説は、全てを網羅しているわけではありませんが、覚えておくと良い機能がひと通り揃っています。

この本のメインはモンスター系のキャラクターイラストの描き方です。

キャラクターの等身や、顔の中のパーツの形・位置による雰囲気の変化などを画像で学ぶことができます。

ゆがみツールを使い変形することで、形やバランスの違うキャラクターに変化させたりと、まさにデジタルならではの使い方が丁寧に解説されています。

解説がメインで、チュートリアルの数自体は少ないですが、易しい内容のため初心者には最適です。

ものの立体感の描き方、ぼかし・グラデーションの効果的な入れ方といった基礎を学ぶことで、今よりもワンランク上のキャラクターイラストを描くことができるようになります。

表紙のクジラの絵は「上級編イラストメイキング」として記載されており、構図、空気感、遠近法などが詳しく解説されています。

イラストの見栄えに関わる部分で、すぐに取り入れることができる情報が載っているのもイチオシでした。

iPad Pro + Procreate マンガ・イラストの描き方 著者:多田由美

イラスト中級者以上向けの本です。

Procreateの基本的な使い方は記載されていますが、教本としてはおすすめしません。

この本は、マンガのコマの中の人物の配置や、立体的な構図を取り入れた絵を描きたい方の助けになります。

本の内容は、プロの漫画家・イラストレーターである著者がiPad ProとProcreateを活用して成果物を作り上げる過程にフォーカスしています。

完成させるまでの各プロセスにおいて、プロの頭の中を覗けるという点でポイントが高いと感じました。

背景+人物が主体のイラストが掲載されており、アイレベル、3点図法などを考えながら、人やものの配置、配色、ライティングを決めていきます。

技術的な難しい話ではなく、メモ程度に「こうするとこの色が映える」「この配置が人の顔に目が行きやすい」などの記載があり、簡単な言葉で実用的な知識を与えてくれます。

Procreate ビギナーズガイド iPadで描くキャラクターイラスト 発行:ホビージャパン

中級者向けで、日本のアニメ絵というよりも、表紙にあるようなリアル調のアニメ絵を描きたい人におすすめします。

機能面の説明は詳しく記載がありますが、文章がかなり多いです。

画像は文章を補完するためにある、という感じ。

たくさんの文字を読みたくない人は、別の本にしましょう。

顔、顔の各パーツ、体の各部のイラストの描き方が順を追って詳しく説明されています。

服、装飾品などの質感、ものの厚みの出し方など、細かい部分の説明が豊富で、日本のアニメイラストを描く人にも通じる部分があると感じました。

ある程度絵を描けるようになってきた人が、細部のクオリティを高めるためにも活用できる良書です。

Procreate ビギナーズガイド iPadではじめるデジタルペイント 発行:ホビージャパン

中級者向けです。

表紙のような幻想的なアニメっぽい風景・キャラクターを描きたい人におすすめします。

機能面の説明は、「iPadで描くキャラクターイラスト」と記載内容がほとんど同じです。

詳しく解説されていますが、文章が多く、画像が少なめです。

数名のアーティストがこの本に参加しており、テーマに沿った絵を描く過程を紹介しています。

例えば「幻想的な建物を描く」というテーマで、資料集め、ラフ、線画、着彩の各過程におけるプロの考え方や、Procreateのツールの使いこなし方を解説しています。

procreateの解説よりも、各過程の流れや、注意点について、作成しているプロの目線で記載されていることが魅力です。

「よりリアルに」「そこにあるような感じ」を出すためのコツを学ぶことができます。

ある程度絵を描けるようになったら、他の人の考え方や方法を取り入れるために使用すると、得られるものが大きいです。

iPad ProとApple Pencilとprocreateで描く鉛筆画 著者:蓮沼勝

Procreateを使い、デジタルアートでデッサンをしたい人向けの本です。

アナログで既にかなり描ける人が、デジタルに移行する時に、procreateで描くための方法を教えてくれます。

デッサンの方法や人物画の書き方は記載されていません。

また、Procreateの機能についても少し触れていますが、機能を覚えるための教本にはなりません。

そのため、限定的ですが、今まで紙に描いていたデッサンをProcreateでやりたい!という人にのみおすすめします。

【まとめ:本は自分への投資】知識の吸収と実践を繰り返しレベルアップしましょう

Procreateは、シンプルなUIの中に、驚くほどたくさんの機能が隠されています。

そのため全ての機能を覚えるのは一苦労。

でもチュートリアル形式の本を選べば、絵を描きながら少しずつ機能を覚えていくことができます。

楽しみながら絵を描き、スキルアップに繋がったら嬉しいですね。

ある程度機能を知っている人にとっては、教本を読むのは退屈です。

一方で、もっとProcreate を使えるようになりたい人は、「絵がもっと上手くなりたい人」だと思います。

絵を上達させるために、知識の吸収は大切です。

知識を身につけることで、「感覚で」「なんとなく」ではなく、論理に沿って考え、修正できるようになります。

絵の上達には反復練習が欠かせません。

ただやるのではなく、「考えながら絵の改善点を見つける→修正する」を繰り返すことが重要です。

読書をし、知識を身につけることで、絵の上達に活かしていきましょう。

この記事が、デジタルアートをする人の助けになればと思います。

では!

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